古文を勉強していると「副助詞」が出てきます。
本記事では「副助詞」とは何なのか、徹底解説するとともに、副助詞の意味とその識別のしかたを紹介します。
助詞って何?
最初に、助詞について解説します。
助詞とは、「言葉に意味を付け加える語」、「語と語の関係を示す語」です。
助詞は必ず他の語(名詞、動詞、形容詞など)に付属して現れます。
助詞と助動詞の違いは、活用するか、しないか、です。
助詞は活用しません。活用とは、後につながる語の種類によって語尾が変化することです。
つまり助詞は変化しません。活用がないので、他の語に比べて覚えることが少ないです。
助詞にはこんな種類があります。
- 係助詞 文の終わり方を決める助詞
- 接続助詞 前後を繋げる助詞
- 格助詞 体言や連体形につながる助詞
- 副助詞 副詞のように意味を添える助詞
- 終助詞 文末について意味を添える助詞
今回はこの中で副助詞について解説していきます。
副助詞とは
副助詞とは、副詞のように意味を添える言葉です。
副詞とは、用言(動詞)などを修飾する語ですが、副助詞もそのような働きをするということです。
副助詞は接続は存在しないので、意味をしっかり覚えましょう。
高校古文で覚えてほしい副助詞を4つ紹介します。
だに
1 類推(〜さえ)
例 田舎世界の人だに見るものを
訳 田舎に住む人でさえ見る
【意味の判断のしかた】文の中に「まして」を探す。なければ、「まして」とそれに続く文を補ってみる。
2 最小限の願望(せめて〜だけでも)
例 御文をだに物させたまへ
訳 せめてお手紙だけでもお書きなさい
【意味の判断のしかた】「だに」の下に意志・命令・願望・仮定がくることが非常に多い。
すら
類推(〜さえ)
※「だに」と同じ用法
さへ
添加(〜までも)
例 空のけしきなどさへ
訳 空の様子などまでもが
【意味の判断のしかた】訳に(〜に加えて)を補うことで、「〜に加えて〜までも」という文になる。
し
強意(なくても意味は変わらない)
【意味の判断のしかた】接続助詞「ば」と呼応して「ーしーば」の形をとることが多い。
接続助詞についてはこちらで詳しく学べます。
※「し」は他の品詞との区別が難しいので、他の品詞も学んだ上で総合的に判断しましょう。
最後に
副助詞は意味をしっかりと覚えることで他の品詞と区別をつけて正確な意味を判断することができます。ぜひ問題を解いて、実際にどのように使われているのかを知りましょう。
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